糖尿病

実は危険な飲み物

喉の渇きを潤すために炭酸飲料を飲むのが好きという方もいますが、毎日のように炭酸飲料を飲んでいると病気のリスクが高まることになると気付いていない人も多いようです。
甘い炭酸飲料にはたくさんの砂糖が含まれており、これを一日一杯飲むだけでも糖尿病になるリスクが22%も上昇すると言われています。
炭酸飲料の摂取で上がる糖尿病リスクについて改めて確認し、日々の健康管理に役立てましょう。

論文による研究結果

加糖炭酸飲料を飲むことで糖尿病になるリスクが高くなるという論文を発表したのはイギリスのケンブリッジ大学で行われた研究結果によるものです。
研究ではイギリスの中年以降の成人2万5千人を対象にして10年間の食事記録を分析したところ、そのうち約850人が糖尿病を発症したそうです。
研究開始当初は誰も糖尿病を発症していなかったそうなので、研究期間中に何らかの原因で糖尿病を発症したと考えられます。

分析を進めてみたところ、加糖炭酸飲料や加糖乳飲料を摂取している量が多いほど糖尿病を発症するリスクが高くなっていることがわかりました。
一日一杯の摂取量が多いと、糖尿病のリスクが22%もアップしていることがわかったため、甘い飲み物を好む人は糖尿病だけでなく生活習慣病のリスクも高くなっていると確認できました。
なお糖尿病リスクを低減するためには、一日一杯の甘い飲み物を水や無糖の飲み物に変えることで糖尿病を発症するリスクが14~25%減ることがわかっています。

甘い飲み物は寿命を縮めてしまう可能性も

加糖炭酸飲料に限らず、砂糖入りの甘い飲み物に関しては糖尿病だけでなく他の生活習慣病も引き起こして本来の寿命よりも更に縮めてしまう可能性が高くなると考えられています。
砂糖はエンプティカロリーと呼ばれており、カロリーになる役割はあっても体にとって必要な栄養にはならないものです。
砂糖で甘い味に調整された加糖炭酸飲料に表示されているカロリーは全てがエンプティカロリーになると考えられるため、無駄に摂取カロリーを増やすだけになると考えられます。

糖尿病を含めた生活習慣病を引き起こす可能性がある原因として運動不足や肥満、加齢などがあげられますが、加糖炭酸飲料が生活習慣病を引き起こすリスクが高いことに気付いていない人があまりにも多いことが問題視されています。
病気のリスクを軽減するために食生活の改善が求められていますが、実際のところはなかなか難しい場合が多いです。

しかし、加糖炭酸飲料を含めた甘い飲み物を砂糖無しの飲み物に変えることは決して難しいことではないはずです。
まずは無駄に砂糖を摂取することを避けるように努力することから始めてみて、少しずつ体を慣らしていくことが大切です。