セラピー

身近に感じられる芸術に癒やされる

最近は日本でも大人の塗り絵が流行しており、シニア世代でも夢中になって取り組んでいる方も多いはずです。
基本は小さなお子さんが取り組む塗り絵と同様ですが、一つの色で塗りつぶすのではなくて塗り重ねや陰影を付けるなどのテクニックを駆使することでより芸術性の高い作品に仕上げることができます。
日本では集中力を発揮して脳の老化を予防する効果を発揮するとして、どちらかといえば認知症予防のために取り組んでいるという方も多いようです。

しかし、海外に目を向けてみるとアートセラピーとして活用されることが多いです。
アートセラピーは絵画療法や芸術療法と呼ばれるもので、1940年代から盛んに行われるようになったと言われています。
ぜひあなたもアートセラピーを取り入れて優雅なメンタルケアを実践してみてはいかがでしょうか。

参考:アートセラピーの可能性6つ

アートセラピーとは

アートセラピーはイギリスやアメリカから始まったもので、元々はプロの画家が病院で患者さんに指導を行いながら絵を描いてもらったところ、治療効果が認められたことからアートセラピーが発展するようになったそうです。
現在でもアートセラピーは海外の医療機関で取り入れられている場合が多く、一定の効果が期待できると言われています。
日本の場合はアートセラピーの知名度が低いものの、民間資格を取得できる団体も存在しており徐々に認知度が高まっています。
海外では国家資格も存在していることから多くの人に親しまれています。

アートセラピーの効果

アートセラピーは集中して絵を描いたり、塗り絵をしたりなど一心不乱に取り組むことで一定の効果が得られると言われています。
ただし、取り組み方は個人差があるため実際に現れる効果も千差万別といったところで、必ず全ての人に同じ効果が見られるとは限りません。

最も期待できる効果としてはリラックス効果があります。
勉強をしている時と絵を描いている時の脳の働きを観察してみると、それぞれ別の部分が使われていることがわかっています。
これがリラックス効果を得る秘密で、絵を描くことでいつもとは異なる部分の脳を使えるため、リフレッシュ効果が得られて気分がすっきりするそうです。
また、手先を器用に使うことで脳を活性化させてリラックス効果も同時に得ることができると言われています。

もう一つの効果が、心のイライラを鎮めてくれるという効果です。
どうしてなのか自分でもわからないけどイライラしている、気持ちのモヤモヤが取れないなどの悩みを抱えている時に人に悩みを打ち明けてもなかなか解決できないまま終わってしまうことも多いです。
こんな時に何も考えずに絵を描いたり粘度をこねたりしているだけでも次第に気持ちがすっきりしてきます。
気持ちが揺らいでいる時にできた作品を後から見直してみた時、自分の気持ちを客観的に確認することもできるのです。