糖質制限

健康を維持するための基本

糖尿病患者さんやダイエットを実践中という方に推奨されるのが糖質制限を行う食生活です。
糖質とはご飯やパンなどに含まれる炭水化物のことで、糖質が多い食品をできるだけ控えるようにした食生活を続ける食事療法になります。
主食となる炭水化物を控えることはかなり辛いと感じられるもので、特に日本人にとっては主食であるお米を抜くことは難しいと感じる方が多いです。
糖質制限を始めた頃は問題なく実践できても、しばらく経ってから我慢できずに元通りの食生活に戻ってしまう方も少なくありません。

糖質制限の食事療法を成功させるためには継続させることが基本になりますので、途中で諦めることなく続けられる方法を実践したいものです。
ここでは継続できる糖質制限のコツについてご紹介します。

継続できない原因とは

糖質制限を実践してもすぐに途中で挫折する人が多いのは、低カロリーの食材ばかりに目が向いてしまうことが原因になっていると言われています。
糖質制限=カロリー制限だと思い込み、炭水化物を制限するだけでなくできるだけ糖質や脂肪が少ない野菜を中心とした食材ばかり使用するため、きちんと必要なエネルギーを補うことができずに栄養不足の状態になることが持続しない原因になると言われています。

例えば栄養バランスの良い食事を目指すためには、一日30品目を目安にしましょうとする説があります。
確かに栄養バランスを考えると良い方法といえますが、現実的には継続して実践するのが難しいため途中で挫折する人が絶えません。
もっとシンプルに、効率良く栄養バランスを考えながら炭水化物を避ける食事を心がけるようにしてください。

MEC食

効率良く糖質制限を行う方法として推奨されているのがMEC食と呼ばれる方法です。
これは、肉=meatと卵=eggとチーズ=cheeseの頭文字に由来しており、これらの食材をたっぷり補給することで必然的に炭水化物を控えることができるという食事療法になります。
1日に食べられる量とは肉が200g、卵は3ケ、チーズが120gで、適度な満腹感を得ながら栄養をしっかり補給できます。
これでは栄養が偏ってしまうのではないかと感じる方もいますが、これらの食品をまず優先的に食べてから野菜が足りないなと感じた分だけ補うようにすると良いのです。

人間が生きるためにはタンパク質と脂質、糖質が必須と言われていますが、タンパク質と脂質に関しては食べ物から摂取しなければいけません。
糖質に関しては炭水化物を補給しなくても、体内で脂質からケトン体を合成してエネルギーに変えることができるので問題ないとされています。

MEC食で糖質制限を成功させる大事なポイントは、一口30回しっかり噛むようにして食べることです。
咀嚼をすることで満腹感を得ることもできますし、食べたものを消化しやすい状態にできます。