ダイエット

実は理にかなった食べ方だった!

健康管理のために食事の摂り方には注意しているという方も多いですが、食事制限が辛いという方に推奨されるのが効率良く食べる順番を考えるという方法です。
いわゆる食べる順番ダイエットとして親しまれている食事法ですが、この方法は医学的根拠に基づく効率の良い食べ方であることがわかりました。

食べる順番の医学的根拠とは

関西電力医学研究所は欧州の糖尿病学会機関誌に研究結果を発表したことで注目されました。
食べる順番としてはご飯を食べる前に肉や魚を摂ることで胃の働きが穏やかになって食後に血糖値が急激に上昇するのを抑えることができるとされています。
特に食事内容を制限したものに変えなくても、食べる順番さえ気をつけていれば糖尿病や心疾患などの病気を予防できる可能性が高いと考えられています。

この研究結果は実際に2型糖尿病を発症している患者さんと健康な人を対象にして行われました。
ご飯を先に食べてから他のおかずを食べた場合と、先に肉や魚のおかずを食べてからご飯を食べた場合で血糖値の変化を確認したところ、糖尿病患者も健康な人も先にご飯を食べていた人と比べると先に魚や肉を食べていた人の方が血糖値の変化が穏やかになったという結果が出たのです。
このような結果になったのは肉や魚に含まれる消化に関わるインクレチンと呼ばれるホルモンが食後に通常の約2倍も分泌していたため、この影響を受けたと考えられています。

理想的な食べる順番は会席料理

日本人に昔から親しまれていた会席料理は、最も効率の良い食べる順番を実証していると言われています。
最初に出される前菜は食物繊維が豊富に含まれている食材が使用されており、タンパク質や脂質を補給できる向付の刺し身、鉢物などが出されてから最後にご飯や果物が出されるという順番は、健康的な体質を目指すために最も良い順番だと言われています。

しかし、会席料理はそう頻繁に食べる機会はありませんので、実際に家庭で再現する場合はどうするべきか確認しておきましょう。
例えば一汁三菜という汁物とおかずなどがある和食の基本となるメニューの場合は、先に汁物を飲んでお腹を落ち着かせてから野菜や海藻などが使用された副菜をいただいてから肉や魚を使用した主菜をいただいてから最後にご飯を食べるという流れが効果的だと考えられます。
親子丼などの丼メニューでも、汁物から先にいただいてから付け合せの漬物などをいただき、丼の具を半分くらい先に食べてから残りの具と一緒にご飯をいただくという流れを実践しましょう。

適度な満腹感を得るためにしっかり噛んで飲み込むことも大切です。
食べ過ぎないように腹八分に抑えることもできますので、ぜひ実践してください。