寝たきりにならないためにも必要なロコモディブシンドローム予防

日常生活の中で体を動かすという事は自然に行う事なのですが、年齢を重ねていくと次第に、動かすことが困難になる事もあります。
足腰が痛い、心臓が悪い、体力がないなどの理由から日常生活の中でごく当たり前のように行ってきた動作が出来なくなる、この場合、生活の自立度は低くなっていきます。
骨、筋肉、関節などの動きに何らかの障害がある事で生活の中の動きに支障をきたし、日常生活の質が低下する事をロコモティブシンドロームといいます。

体の動きが鈍くなっている状態で、年齢が年齢だし・・・と何もせずにいれば、要支援、要介護情勢にまっすぐ向かっていくのと同じです。
どうしてこのような状態になるのかというと、一つは加齢です。
筋肉、関節、骨というのはどうしても年齢と共に衰えていきますので、これはロコモティブシンドロームの一つの原因となりますが、このほか、運動器自体疾患をお持ちでそのことが原因となって、メタボリックシンドロームになるという事もあります。

ロコモティブシンドロームになるとどうなるのか

運動器自体の疾患、また加齢による運動機能の能力低下などでロコモティブシンドロームになってしまえば、外出する事が嫌になりますし、人に会う事、人と話す事も少なくなっていきます。
ベッドから起きる、トイレに行く、食事を作るなどの動作も痛みなどで面倒となると、ベッドに寝たままずっと過ごす時間が多くなりさらにそれがロコモディブシンドロームを助長し、最悪、要介護、寝たきりとなってしまうかも少なくないのです。

要支援や要介護状態となった高齢者の寝たきり、要介護や要支援となった理由を調べてみると、「骨折、転倒」などによって日常生活の普段の行動が出来なくなったということが非常に多くなっています。
運動器障害が原因で要介護になった、要支援になったという方は、実に5人に1人という高い割合なのです。

片足立ちで靴下がはけない、家の中で躓く、階段の手すりがないと二階に行けない、15分くらいで歩けなくなる・・・などの症状があるようならロコモティブシンドロームになる若しくはなっている可能性も高いと考え、これ以上症状が進まないように、しっかりと対策を練り、行動する事が大切です。

ロコモティブシンドロームにならないために

まずは筋力を落とさないこと、しっかりと無理のない運動を行い、継続的に体を動かす努力を怠らないことです。
何も特別な事を行うのではなく、毎日掃除をしっかり行うという事でもいいですし、毎日あのお店まで歩いてお買い物に行くという事でもいいのです。

自分の手足、全身を使ってできることを毎日行っていくことでロコモティブシンドロームは予防、改善を考える事が出来ます。
勿論高齢になってからという事ではなく、30代、40代のうちからしっかり運動を行い、運動機能を低下させないことが最も重要といえるでしょう。