視力の低下

耳が遠くなる症状

年齢と共に耳が遠くなったという症状を実感する方も多いですが、これは老人性難聴の症状だと考えることができます。
しかし難聴といっても個人差があり、何となく聞き取りにくいと感じる場合もありますし、補聴器を使用しなければほとんど聞こえないと感じる場合もあります。
加齢による聴力変化が原因で起こる老人性難聴について確認しておきましょう。

参考:老人性難聴

老人性難聴について

音が聞き取りにくくなった、どこから音が聞こえているのかよくわからない、複数の人が話していると何を言っているのか聞き取れない、ゆっくり話をしてもらわなければ理解できないなどの症状は全て老人性難聴の症状と言われています。
年齢を重ねると聴力が衰えてくるのは人間の老化現象として誰にでも起こり得る症状ですが、様々な原因によって発症するため症状に個人差があるのも特徴的です。

老人性難聴は65歳以上になると約1700万人の方が該当するとされています。
それぞれ症状の度合いが異なりますが、80歳以上になると約8割の方が聞こえ方の不調を訴えて老人性難聴と判断されると言われています。

老人性難聴の原因

老人性難聴を引き起こす原因と考えられるのは耳の中に存在している蝸牛という部分にある有毛細胞の働きが衰えるためだと言われています。
有毛細胞は音を神経に伝えることで音を認識する役割を発揮していますが、年齢を重ねると有毛細胞が劣化したり減ってしまうことが原因になると言われています。
一度劣化したり減ってしまった有毛細胞は二度と元通りになることがないとされているため、老人性難聴を発症すると治療を行うのが難しいとされています。

老人性難聴の症状

何となく聞こえにくくなってきたと感じることで老人性難聴の症状が疑われることが多いのですが、自分では気付かないうちに少しずつ症状が進行してくる場合が多いと言われています。
まずは高温域から聞こえにくいという症状が見られて、少しずつ会話が聞こえにくい、更に低音域が聞こえにくいという症状へ進行するのが特徴です。
まだ聞こえにくいという症状が感じられなくても、朝起きた時に耳鳴りがするという症状に心当たりがある方は老人性難聴の可能性を疑った方が良いとされています。

単純に音が聞きとりにくいというだけでなく、音は聞こえていても何を話しているのかよくわからないという症状も老人性難聴の特徴と言えます。
これは言葉を聞き取る能力が低下しているためで、50代以降の人によく見られる症状です。

老人性難聴の治療法

聴力検査を実施した結果老人性難聴と診断された場合でも、基本的に治療は行われません。
老人性難聴は加齢による生理的変化と考えられ治療対象にならないこと、有毛細胞が劣化または減少すると元通りにならないことから、治療ではなく補聴器を取り付けて聞こえやすくするという方法が行われます。